コクヨから発売されている機能的かつミニマルなデザインが魅力的な接着系文具シリーズGLOO。その中でおそらく大学生が持ち歩く接着系文具シェアNo.1(筆者の主観調べ)であろう「テープのり」を紹介します。
コクヨと佐藤オオキ氏とのコラボレーションから生まれた機能的かつ美しいデザインが魅力的で、テープのり特有のチープさを感じさせない製品になっています。
テープのりであることを感じさせないミニマルで美しいデザイン
テープのりであることを忘れてしまいそうなミニマルなデザイン。使う時は昔小学校にあったルーペのように回してヘッドを取り出します。角度は2段階に調節が可能で自分の好みの持ち方に合わせて調整することができます。
1段階回すとこんな感じ。人差し指で押さえつけるように握って使います。
ボタンを押しながらもう1段階回すとこんな感じで、全体を握るようにして使います。本体の形状に合わせるのではなく、それぞれ自分に合った使い方に合わせて本体の形状を選択できます。
テープのり自体もコクヨがドットライナーで培った技術を活かしたドット状のモノを採用しているのでのり切れが良く、貼りたいところできれいに切ることができます。
しまう時はヘッド部を収納すると自動でシャッターが閉じるようになっていて、キャップを閉め忘れてホコリやゴミが粘着面に付着しにくい構造になっています。
用途に合わせて選べる三種類の粘着力
- しっかり貼る
強粘着でしっかりと貼ることができるので、封筒の口止めなど意図せず開いたり、取れたりしてはいけないものを「貼る」場合にオススメな標準モデル。
- 貼ってはがせる
マスキングテープのように弱粘着で貼った後にはがすことができるテープのりで、基本的には一時的な仮止めとして使うことができます。
To Doリスト等を手帳やモニターに張り付ける際や、お気に入りの柄のメモを付箋として活用したり、書置きが飛ばされないように一時的に机に貼り付けておくといった用途で使いたい場合はこのタイプがオススメです。
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1分間貼り直しができるタイプ
今回気になって購入したのはこの1分間貼り直しができるのが特徴のタイプ。初めは弱粘着で時間が経つにつれて強粘着に変わっていくので、貼り間違えても1分程度までなら貼り直すことができます。
証明写真など枠の中になにかを貼る際の傾きやズレなどの微調整ができるのも魅力的です。(強粘着になるまでに時間がかかるので当日に提出するものにはオススメしません)
まとめ
テープのりと聞けばカラーや透明のプラスチックのチープなイメージではないでしょうか。GLOOのテープのりはそのチープさを感じさせないスタイリッシュなデザイン性を持ちつつも、使い手の握り方に合わせた形状や用途に合わせた3種類のラインナップなどユーザビリティへの配慮も忘れない魅力的な製品になっています。
新学期に合わせて文具を買い替える際には心機一転の意味でも文具の見た目にこだわってみてはいかがでしょうか。
この製品のデザイナーである佐藤オオキ氏がデザインしたブレないボールペン「ブレン」はこちら
