去年の3月9日に発売されたwena wrist activeを1年間利用してみて感じていることを書いていこうと思います。
毎日のように利用し、トークショーで開発者の対馬さんから直接色々なお話を聴かせていただいたこともあり、とても愛着がある製品です。
しかし、本体を覆うラバーの耐久性に難があり、使ってるうちに浮いてきて最終的にはラバーが裂けてしまいました。
- 良かった点
スマートウォッチとして必要十分な機能
電子マネーが快適
好きなヘッドを簡単に付け替えできる
約1週間しっかり電池が持つ
- 気になる点
直射日光下では視認性が低い
Suica非対応
耐久性が致命的すぎる
wena wristについて
wena wristシリーズについて先に簡単に説明しておくと、バンド部分にスマートウォッチとしての機能を搭載した全く新しいスマートウォッチです。そのため自分の好きな腕時計があればそのバンドとして取り付けることでスマートウォッチとして使うことができます。
通知、電子マネー、活動ログ機能に対応した金属バンドのProと活動ログ機能が強化されたラバー製のactive、そして電子マネー機能のみに対応した革製バンドのleatherの3タイプが存在しています。
Sony(ソニー)()
ディスプレイ搭載で通知内容を確認できる
電話の着信やメール受信などあらかじめ設定しておいた通知をバンド部のランプとディスプレイで通知することができます。
設定は専用アプリから行うことができ、ランプの色を割り振ることで一目見るだけで即座に対応する必要があるか判断できるので小さいディスプレイですが使用感は快適です。ただし、晴れの日に直射日光下でディスプレイの視認性が低い点は気になりました。
現金いらずの電子マネー機能が便利
楽天edyやidを利用できるのでコンビニなどでは腕時計だけで決済を済ませることができるので、レジで財布やスマートフォンを取り出す必要がなくなります。小銭が発生しないのでマネークリップとの相性も抜群です。また、Edyの残高はディスプレイを使ってで確認できるようになっています。
必ず腕にある腕時計でコンビニやファストフード、一部対応自販機の決済が完了できるのは快適ですが、利用範囲の大きい交通系ICには非対応なのが残念なポイント。
単体利用とヘッドの付け替え
取り付け用のパーツを使うことで簡単にヘッドを付け替えることができます。幅や厚さが対応さえしていればヘッド部にスマートウォッチを取り付けて、複数台の端末の通知を受け取ることも可能です。
僕はwenaとbeamsがコラボしたデザインの青いクロノグラフヘッドを愛用していました。
また、ヘッドを取り付けずに単体でバンドとして利用することも可能です。その際、ディスプレイを使って時刻をデジタル表示することができます。
ラバーの耐久性が致命的
これが最大の問題点でした。2ヶ月くらい利用したころから本体の側面からラバーがはがれて浮きはじめました。
トークショーの際に対馬さんがラバーがなくても防水的には大丈夫とおっしゃられていたのでハード的には大丈夫なのかもしれませんが、やはり見栄えやつける際に引っかかる感じは気になってしまいます。
そして最終的に本体を覆うラバーが裂けてしまいました。そのため、僕のwena wrist activeは1周年を迎える直前に帰らぬモノとなりました。
約3万と考えると1年でダメになってしまったのはかなり残念。ラバー交換の修理にどれくらいかかるのか確認だけしてみようと思います。
まとめ
製品のコンセプトが魅力的で、機能的な面では少なくとも平日5日間は充電が不要で、小銭の手間を軽減してくれる最高のスマートウォッチでした。しかし、本体のラバーの耐久性が問題で、僕の場合1年持ちませんでした。
価格も約3万~と高価なので、スマートウォッチとして長期的に使っていきたいと考えてる方にはラバータイプのactiveではなく、劣化しにくいメタルバンドのproが個人的にはオススメです。