音楽はスマートフォンで聞く事が多かったが小型のshanling M0が純粋に小型ガジェットとして魅力的だったので初夏に購入し、夏場を通して使ってみた感想をまとめようと思う。
良かった点
- 本体がとても小さい
- スマートフォンと接続してレシーバーとして使う事もできる。
- 完全ワイヤレスイヤホンと合わせて外で音楽を気楽に楽しめる
気になる点
- 小さいが故に操作性に欠ける
- 僕のWF-1000X(ソニーの完全ワイヤレス)と接続がイマイチで、曲終わりにプツッっという音が入る
- 本体メモリが無いのでSDカード必須
この製品の最大の特徴はハイレゾ対応でありながら、かつてのiPod nanoを彷彿させるくらい小型である点だ。実際にはiPod nanoよりは少し大きく、45×40×13.5で重さ38gだ。やはりスマートフォンとは別にオーディオプレーヤーを持ち歩くのであれば小さいに越したことはない。僕は完全ワイヤレスと組み合わせて使うので恩恵が少ないがこのサイズでハイレゾ音源にも対応しているので音質にこだわる人にもオススメできる製品になっている。
iPod nanoよりひとまわり大きくて厚い、40×45×13.5で重さ38g。基本的な操作はタッチパネルで行い、右の電源ボタンは一回押すとスリープ、長押しで電源オフ、回転させると音量を調節できる。左側にはSDカードスロットとリセットボタン、下側にはイヤホンジャックとUSB-Cポートが搭載されている。連続再生は15時間とのこと。
ただし、本体サイズの小ささ故にタッチパネル操作がしづらいなと感じた。感覚的にはスマートウォッチを操作してるような感じだ。
完全ワイヤレスと合わせて最小構成で音楽を持ち出せるか?
小型の本体を見て僕が一番初めに考えたのは完全ワイヤレスイヤホンと組み合わせて使う事だ。実際接続して音楽を聴く事はもちろん可能だ。
しかしここで気になる点にもある通りWF-1000Xとの相性の悪さを感じる事が2つあった。完全ワイヤレスをケースから取り出しても自動で接続してくれず、逐一接続する必要があった点、そしてもう1つは曲が終わって次の曲に映る際にプツッと言った音が聞こえる点だ。
WF-1000X以外では試してないので一概には言えないが、手軽に持ち出したくて購入したのに自動接続されないのは残念だと感じた。
スマートフォンと接続してレシーバーとして使う
イヤホンだけではなくスマホともBluetoothを用いて接続する事ができスマホ内の音楽はもちろんSpotifyなどの音楽を飛ばして聞く事もできる。最近のスマートフォンには(僕のiPhone8も例に漏れず)イヤホンジャックが無いものが増えてきているので別売りにはなるがクリップケースを用いると小型のレシーバーとしてかなり使い勝手が良かった。
まとめ
小型ながらハイレゾに対応した魅力的なデバイスで価格も比較的低価格帯なのでiPod nanoの幻影を追い求める人にはもちろん、ハイレゾ入門機としてもサブ機としても魅力的な製品だ。
ただ僕個人としては自動接続されなかったり、曲と曲の間にプツッといった音が入る点が気になったので先日発売されたウォークマンA-50への買い替えを検討している。なのでワイヤレスイヤホンを使って聴きたいと言う人は一度店頭で視聴してみることをオススメしたい。